残りの人生をハッスルするブログ

アングラスポット巡りがしたい!

2020年を盛大な年にしたくてハプニングバーに行った話

とても更新が遅くなりましたが、わたしです。生きています。

暫くブログを更新していない間に、実はわたくし演劇をはじめておりました。

急にどうした?といった感じだと思いますが、現在名古屋の劇団に所属して日々稽古に励んでおり、ま、した。おりました。大人気コロナちゃんの影響で、4月上旬に予定していた公演が延期になり、悲しみが深い今日この頃です。えーんえーん(つд⊂) でも負けないぞぉ~!

 

で、演劇が楽しすぎてここ1年程アングラスポット巡りができていなかったのですが、ちょっと前(コロナ大流行する前)に、なんと「ハプニングバー」へ行ってまいりました!

 

アングラスポット巡りの復帰回が、これです。いよいよお前の頭はおかしくなったのだな、などと言われそうですが、もはや否定できません。私は頭がおかしいのかもしれません。あーいやだ~。

 

ハプニングバーを知らない人の為に以下概要↓

ハプニングバーとは、性的にいろいろな趣味を持った男女が集まり客同士で突発的行為を楽しむ、バーの体裁をとった日本の風俗。ハプバーなどと略される。(Wikipedia

 

調べてみると、名古屋にはハプニングバーが10数軒存在します。また、予想外に私の地元・岐阜にも数軒あることが分かって少し驚きました。

料金設定やコンセプトは店によって違いますが、だいたい男性は1万円、女性は1~3千円、カップルは(1人)5千円程度で入店できるようです。また、「会員制のバー」と称している店が多いようで、初回入店時、基本料金とは別に3~5千円程の入会金を支払う場合があります。

 

 

私は基本的にアングラスポットへは単独突入しますが、今回はさすがに1人で行ったら大変な目に遭うかもしれない…という臆病な自分が顔を出し、友人と共に参加することにしました。(この友人もかなり頭がおかしい)

 

ちなみに誤解されたら嫌なので伝えておきますが、残念ながら私は痴女ではありません。とてつもなく好奇心旺盛なだけです。そこのところよろしくお願いします(^o^)丿

 

私たちは某月土曜夜、名古屋・新栄に構える店へ行くことに決めました。

栄で軽く飲んで頭をバグらせてから出陣しようと思っていたのですが、6年4組のレモンサワーがめちゃくちゃジュースで全く酔えませんでした。ハプニングバーへ行く前の飲み物としては不向きでしたが店内の雰囲気は面白くて良かったです。(http://www.6nen4kumi.com/sakae/

 

さすがにシラフじゃ厳しいと思ったのでもう1軒はしごし、23時ごろバーに到着しました。(今思うとこれくらいの時間帯に到着して良かったかもです)

 

今回のスポットは、私のなかでヤバさレベルが過去最高だったので、店のインターフォンを鳴らしたときはかなり緊張しておりました。

ドキドキして待っていると、バーのママさんが出迎えてくれました。

いや、ママさんメチャクチャ美魔女。ま~エロイ恰好してやがるぜ…って感じでフェロモンむんむんでした。うらやましい!

 

いきなり店内には案内されず、RPGでいうダンジョン前の心構えする部屋みたいなところ(?)で入会金+入場料を支払い、身分証明書を提出すると、ママさんから店の構造とルールを教えてもらえます。

 

店内はバーカウンターとカップルルームに分かれており、バーカウンターは飲酒しながらお話を楽しむ場で、カップルルームは性行為を楽しむ場所です。さらに、カップルルームのまわりを一周するように中の様子を覗ける通路があります。たとえカップル成立できなくても、その通路の小窓から人の情事を鑑賞することができてしまいます。逆にカップルルームから通路の様子は見えないので、透明人間になれるようなものですね。

 

エロすぎる。説明だけでもうお腹いっぱいだよ!

 

そして店にいる際のルールは多数ありますが、基本的に女性を守ってくれるルールが多く、単独女性でも安心して遊べるシステムになっています。常に店員さんが目を光らせてくれるので、無理矢理されちゃうとかそういうのは絶対にないと思います。

 

で、携帯電話含む荷物全てをロッカーに預け、いよいよ店内に出陣。

 

バーカウンタースペースは一般的なバーと大差ない感じ。

ただ、廊下や壁には、ドエロイコスプレ衣装や、変態舞踏会に出席する貴人がかけていそうな覆面が所狭しに飾られていました。(あんスタの日々樹渉がかけているやつ)(変態舞踏会に出席したことはないです)(変態舞踏会ってなんだ)

 

 

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仮面

 

緊張しながらバーカウンターの指定席へ座ります。(席はママが決めてくれます)

既に多くのお客さんで賑わっており、元々カップルなのか、単独男性と単独女性がこの場で仲良くなったのかは不明ですが、ええ感じの男女が談笑を楽しんでおりました。年代は20代後半~30代くらいの方が多かった気がします。

 

私達の席のまわりはこんな感じ↓

 

カップル カップ

友人 男1 男2 男3

 

どうやら男1と2は友人同士っぽい感じで、20代後半~30代前半ぽい風貌。

話をしてみると、男1は霜降り明星せいや似で、ハプバー初ということで終始ソワソワしていました。なのでここでは仮にせいやと呼ぶことにします。

男2は、東京のハプバーは経験済で、名古屋の店は初とのこと。男2の顔面はあんまり覚えていませんが、ここでは仮に粗品と呼ぶことにします。(粗品には似ていない)

粗品曰く、名古屋は東京に比べて女性優位なルールになっていると思う、とのこと。(店によると思いますが)前述したとおり、この店のバーカウンターは指定席になっているので、周りに単独女性が近くに来てくれない限り話しかけることが難しいみたいです。だから、入店してからなかなかの時間を男同士で話す他なかったとのこと。男性にとっては、入店するタイミングや運も大事みたいですね。

 

で、その話のように単独女性が近くにいない単独男性が男3になるのですが…

 

男3、ずっとこっちをガン見しとる!!!!!

 

私達の会話に入ってくる感じではないのに、まるで獲物を狩る野生動物のような目つきでこちらをじっと見ていました。正直めちゃくちゃ怖かった…

男3、見た目が『ウォーリーを探せ』のウォーリーに激似だったので、ここではウォーリーと呼ぶことにします。

 

いやでも、そりゃあここは平日昼間のコメダ珈琲ではなく、土曜夜のハプニングバーですよ、サタデーナイトですよ。獲物を狩る目つきにもなりますでしょう。ここはそういう場だ!それが普通の世界や!郷に入っては郷に従え私!

 

近くに女性がいなくて可哀そうなウォーリーにも話しかけてあげました。私偉い。

 

ウォーリー、話してみると目つき以外は案外普通な感じで、私たちが興味本位で来たことを伝えると、ハプバーの豆知識的なことをいろいろ教えてくれました。親切。

 

で、せいや粗品・ウォーリーと談笑を楽しんでいると、私たちの近くにいたカップルがいつの間にかいなくなっています。どうやらカップルルームへ移動したようで、これは見に行くっきゃない!と思い、カップルルームを覗ける廊下へ行くことにしました。

 

カップルルームは、マットと二人掛けソファがいくつか置かれており、カップル7組くらいはプレイできるくらいのスペースです。照明はかなり薄暗いので、覗き廊下からカップルルームにいる人の顔をきちんと認識することは難しいです。ちなみに覗き廊下内は私語厳禁。

 

おそるおそる小窓からなかを覗いてみると、2組のカップルが既に情事を行っておりました。

 

私、唖然。

 

分かってはいたけれど、本当にヤッとる…なんて世界だ…!す、すごい…!

もう私の脳内は大変な騒ぎですよ。人の情事を見るなんて生まれて初めてなので、混乱で頭が本当にバグりそうになりました。変な汗が大量に分泌されていた気がします。

 

ていうかエロ!!!この人たち、変態だ!!!人に見られると分かっていながらヤッとる!!!すごい!!!AVやん!!!なにこれ!?ここは本当に日本か!?

 

一緒に来た友人も、言葉を失いつつもその光景から目が離せないでいました。

その後も続々とカップルが入室し、あちらこちらでお祭り騒ぎが始まりました。とっかえひっかえに相手を変えてプレイする人もいたし、プレイし終えたカップルが、隣のマットで行われているハッスルを全裸でガン見したりしていました。

カップルルームが賑わってくると、覗き廊下も人でいっぱいになります。ちなみに、覗くだけが目的でバーに来店する人もいるようです。

 

2人して呆然としていると、先ほどまで紳士的に説明をしてくれたウォーリーがいつの間にか私達の真横に移動しており、明らかに含みを持たせた目つきで私達のことをガン見していました。

 

この人の特技はガン見なのかな?

 

華麗にスルーし、バーカウンターで飲酒→覗き廊下での悪趣味鑑賞会を数回繰り返し、2時頃店を出ました。妖艶なママさんは、「また来てね~」と笑顔でお見送りしてくれました。

 

予想はしていましたが、やっぱりハプニングバーはどえらい世界でした。

私が今まで訪れたアングラスポットは、プロの方がショーを披露したり、おもてなしをしてくれました。しかし今回は、素人、というかアングラを職業にされていない方々が同じ空間で、とんでもない光景を見せつけてくれました。見た感じ、明らかに風貌が変わっているような方はいらっしゃらなかったので余計驚きました。

 

みんな普段顔には出さないけれど、心の奥底に変態を潜めていて、ハプニングバーはそれを一時的に許してくれる場所なのかもしれない、と思いました。

 

余談ですけど、前に本屋のオカルトコーナーを見ていたら「フェチ大全集」という本がありました。内容はその名の通り、人間の様々なフェチを可愛いイラスト付きで解説するというものでした。SMやスカトロは当たり前に書かれていて、それよりはるかに想像を超えるエグイフェチがこれでもかという程解説されていました。性的倒錯のオンパレード。少し立ち読みしただけで若干吐き気をもよおしました。

 

えっとつまり何が言いたいかというと、人間の性的趣向に限りはないということです。ハプニングバーやSMバー、風俗という場所は、世間に大っぴらにできない性癖を少しの間だけ解放させてくれる場所です。人間にとってこういった場所は必要なのだな、と思いました。

 

コロナの影響で、こういったお店が閉店しないことを祈ります。

ハプニングバーに興味のある方、自由に外へ出られるようになったらぜひ行ってみてください!

 

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。