残りの人生をハッスルするブログ

アングラスポット巡りがしたい!

ストリップ劇場について思うこと

ストリップ劇場について思うこと。

 

突然ですが、私はストリップ劇場に行くことが好きです。

 

初めてそこへ訪れたのは2年前のことですが、とてつもない衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。そこは、私のなかのちっぽけな固定観念だとか世間的な常識だとか、そういう類のものを超越している世界でした。

 

私が24年間見てきた世界が180度分だとしたら、その裏側の360度分の世界を垣間見たような気持ちになり、(頭の悪い例えになっている気がする)勿体ないほどに今まで限られた範囲でしか生きていなかったことを知りました。

 

ストリップ劇場をきっかけにして、もっともっと知らない世界に飛び込んでいきたい!という好奇心が大爆発し、少しずつアングラな世界に染まっていきました。そのなかで、普通に生きていたら出会わなかった世界や人を知り、私の生活や考え方は徐々に変化していきました。

 

勝手なイメージで、20歳を超えればだいたいの考え方や価値観は形成されていくと思っていましたが、ここ数年の経験で私の薄っぺらい価値観や固定観念は次々とぶっ壊されています。ヤバい場所へ行くたびに、全力のグーパンでボコボコにされているような感覚がして、それが私にはとても心地よく感じ、もっとぶっ壊してくれ!という歓喜の雄叫びを上げたくなります。

 

私はいつでも変化を求めて本能のまま行動する性分だし、今後もアングラスポット巡りやストリップ劇場巡りは続けていこうと思います。

 

 

そんななか、少し前に同い年の男友達から「ストリップ劇場について教えてくれ」と言われ、話す機会がありました。(先日一緒に行った先輩たちのことではないです笑)

 

話を聞いた彼らは「お前性欲強いな~!」と笑いながら言ってきましたが、私のなかでストリップ劇場=性欲には決してならないので、その発言にはとても違和感を覚えました。

 

スト客さんのなかにはそういう見方の人もいるかと思いますが、私は、踊り子さん、スト客さん、ストリップ劇場の建物そのもの、全てひっくるめて「芸術」で「文化」だと思います。

 

行ったことがある人にしか分からないと思いますが、あの独特の退廃的で異世界のような雰囲気はストリップ劇場でしか体験することができないです。そして、踊り子さんの演目。繊細で時に大胆で、人を楽しませたり笑わせたり感動させたり、色んな感情にしてくれるあの表現。ストリップでないとダメだと思うんです。ダンスだけでも歌だけでも、あの感情にはなりません。そして、スト客さんと踊り子さんとの一体感。リボンさんやタンバさんがいて、観客がいて、踊り子さんがいて、みんなで作っているあの雰囲気が私は大好きです。尊いものだと思います。

 

だから、ストリップ劇場という名前のイメージだけで避けて通ったり馬鹿にするのではなく、少しでも興味を持ってもらえたらいいなと思います。

 

 

私がここまで強く言葉を発信するのには理由があります。

ストリップ劇場はいつまでも存在しているものではないです。昔は数多く存在していたらしい劇場も、今では僅かしか残っていないそうですし、今存在している劇場も永遠に営業しているわけではありません。

 

ここまで記述したように、私はストリップ劇場が大好きです。だから、少しでも長く営業してほしいし、廃業してほしくありません。いつまでも、この唯一無二の文化を残してほしいのです。だからこうやって言葉を発信するのです。

 

私が宣伝することに何の意味があるのだろうと思う時もありますが、それでも、私の感想で少しでもストリップ劇場に興味を持つ若者が増えればいいな、と思っています。完全におせっかいで何様?って感じなのは分かっています。

 

 

ただ私は、珍しいもの好きなのをアピールするために宣伝しているわけでも、面白おかしく馬鹿にして劇場を宣伝しているわけでもありません。純粋な気持ちでこの文化が好きだ、という気持ちがあることを伝えたくて久しぶりにブログを書きました。

 

この気持ちは、みんなが「音楽」「美術」「ダンス」「演劇」などを好きな気持ちと全く同じです。だから、一生懸命努力したり頑張っている人を馬鹿にしないであげてください。どのジャンルでも言えることだけど、見る前から全力で否定しないでくれると嬉しいですね。

 

キャラに似合わず熱く語ってしまった...ちょっと恥ずかしい。日本のストリップは最高や~。海外のストリップも行ってみたいな。

 

長くなりましたが、このへんで締めたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。今月末は、大好きな踊り子さん目当てにまさご座に出没する予定です!行かれる方は一緒に楽しみましょう( ^)o(^ ) おわり。