残りの人生をハッスルするブログ

アングラスポット巡りがしたい!

2020年を盛大な年にしたくてハプニングバーに行った話

とても更新が遅くなりましたが、わたしです。生きています。

暫くブログを更新していない間に、実はわたくし演劇をはじめておりました。

急にどうした?といった感じだと思いますが、現在名古屋の劇団に所属して日々稽古に励んでおり、ま、した。おりました。大人気コロナちゃんの影響で、4月上旬に予定していた公演が延期になり、悲しみが深い今日この頃です。えーんえーん(つд⊂) でも負けないぞぉ~!

 

で、演劇が楽しすぎてここ1年程アングラスポット巡りができていなかったのですが、ちょっと前(コロナ大流行する前)に、なんと「ハプニングバー」へ行ってまいりました!

 

アングラスポット巡りの復帰回が、これです。いよいよお前の頭はおかしくなったのだな、などと言われそうですが、もはや否定できません。私は頭がおかしいのかもしれません。あーいやだ~。

 

ハプニングバーを知らない人の為に以下概要↓

ハプニングバーとは、性的にいろいろな趣味を持った男女が集まり客同士で突発的行為を楽しむ、バーの体裁をとった日本の風俗。ハプバーなどと略される。(Wikipedia

 

調べてみると、名古屋にはハプニングバーが10数軒存在します。また、予想外に私の地元・岐阜にも数軒あることが分かって少し驚きました。

料金設定やコンセプトは店によって違いますが、だいたい男性は1万円、女性は1~3千円、カップルは(1人)5千円程度で入店できるようです。また、「会員制のバー」と称している店が多いようで、初回入店時、基本料金とは別に3~5千円程の入会金を支払う場合があります。

 

 

私は基本的にアングラスポットへは単独突入しますが、今回はさすがに1人で行ったら大変な目に遭うかもしれない…という臆病な自分が顔を出し、友人と共に参加することにしました。(この友人もかなり頭がおかしい)

 

ちなみに誤解されたら嫌なので伝えておきますが、残念ながら私は痴女ではありません。とてつもなく好奇心旺盛なだけです。そこのところよろしくお願いします(^o^)丿

 

私たちは某月土曜夜、名古屋・新栄に構える店へ行くことに決めました。

栄で軽く飲んで頭をバグらせてから出陣しようと思っていたのですが、6年4組のレモンサワーがめちゃくちゃジュースで全く酔えませんでした。ハプニングバーへ行く前の飲み物としては不向きでしたが店内の雰囲気は面白くて良かったです。(http://www.6nen4kumi.com/sakae/

 

さすがにシラフじゃ厳しいと思ったのでもう1軒はしごし、23時ごろバーに到着しました。(今思うとこれくらいの時間帯に到着して良かったかもです)

 

今回のスポットは、私のなかでヤバさレベルが過去最高だったので、店のインターフォンを鳴らしたときはかなり緊張しておりました。

ドキドキして待っていると、バーのママさんが出迎えてくれました。

いや、ママさんメチャクチャ美魔女。ま~エロイ恰好してやがるぜ…って感じでフェロモンむんむんでした。うらやましい!

 

いきなり店内には案内されず、RPGでいうダンジョン前の心構えする部屋みたいなところ(?)で入会金+入場料を支払い、身分証明書を提出すると、ママさんから店の構造とルールを教えてもらえます。

 

店内はバーカウンターとカップルルームに分かれており、バーカウンターは飲酒しながらお話を楽しむ場で、カップルルームは性行為を楽しむ場所です。さらに、カップルルームのまわりを一周するように中の様子を覗ける通路があります。たとえカップル成立できなくても、その通路の小窓から人の情事を鑑賞することができてしまいます。逆にカップルルームから通路の様子は見えないので、透明人間になれるようなものですね。

 

エロすぎる。説明だけでもうお腹いっぱいだよ!

 

そして店にいる際のルールは多数ありますが、基本的に女性を守ってくれるルールが多く、単独女性でも安心して遊べるシステムになっています。常に店員さんが目を光らせてくれるので、無理矢理されちゃうとかそういうのは絶対にないと思います。

 

で、携帯電話含む荷物全てをロッカーに預け、いよいよ店内に出陣。

 

バーカウンタースペースは一般的なバーと大差ない感じ。

ただ、廊下や壁には、ドエロイコスプレ衣装や、変態舞踏会に出席する貴人がかけていそうな覆面が所狭しに飾られていました。(あんスタの日々樹渉がかけているやつ)(変態舞踏会に出席したことはないです)(変態舞踏会ってなんだ)

 

 

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仮面

 

緊張しながらバーカウンターの指定席へ座ります。(席はママが決めてくれます)

既に多くのお客さんで賑わっており、元々カップルなのか、単独男性と単独女性がこの場で仲良くなったのかは不明ですが、ええ感じの男女が談笑を楽しんでおりました。年代は20代後半~30代くらいの方が多かった気がします。

 

私達の席のまわりはこんな感じ↓

 

カップル カップ

友人 男1 男2 男3

 

どうやら男1と2は友人同士っぽい感じで、20代後半~30代前半ぽい風貌。

話をしてみると、男1は霜降り明星せいや似で、ハプバー初ということで終始ソワソワしていました。なのでここでは仮にせいやと呼ぶことにします。

男2は、東京のハプバーは経験済で、名古屋の店は初とのこと。男2の顔面はあんまり覚えていませんが、ここでは仮に粗品と呼ぶことにします。(粗品には似ていない)

粗品曰く、名古屋は東京に比べて女性優位なルールになっていると思う、とのこと。(店によると思いますが)前述したとおり、この店のバーカウンターは指定席になっているので、周りに単独女性が近くに来てくれない限り話しかけることが難しいみたいです。だから、入店してからなかなかの時間を男同士で話す他なかったとのこと。男性にとっては、入店するタイミングや運も大事みたいですね。

 

で、その話のように単独女性が近くにいない単独男性が男3になるのですが…

 

男3、ずっとこっちをガン見しとる!!!!!

 

私達の会話に入ってくる感じではないのに、まるで獲物を狩る野生動物のような目つきでこちらをじっと見ていました。正直めちゃくちゃ怖かった…

男3、見た目が『ウォーリーを探せ』のウォーリーに激似だったので、ここではウォーリーと呼ぶことにします。

 

いやでも、そりゃあここは平日昼間のコメダ珈琲ではなく、土曜夜のハプニングバーですよ、サタデーナイトですよ。獲物を狩る目つきにもなりますでしょう。ここはそういう場だ!それが普通の世界や!郷に入っては郷に従え私!

 

近くに女性がいなくて可哀そうなウォーリーにも話しかけてあげました。私偉い。

 

ウォーリー、話してみると目つき以外は案外普通な感じで、私たちが興味本位で来たことを伝えると、ハプバーの豆知識的なことをいろいろ教えてくれました。親切。

 

で、せいや粗品・ウォーリーと談笑を楽しんでいると、私たちの近くにいたカップルがいつの間にかいなくなっています。どうやらカップルルームへ移動したようで、これは見に行くっきゃない!と思い、カップルルームを覗ける廊下へ行くことにしました。

 

カップルルームは、マットと二人掛けソファがいくつか置かれており、カップル7組くらいはプレイできるくらいのスペースです。照明はかなり薄暗いので、覗き廊下からカップルルームにいる人の顔をきちんと認識することは難しいです。ちなみに覗き廊下内は私語厳禁。

 

おそるおそる小窓からなかを覗いてみると、2組のカップルが既に情事を行っておりました。

 

私、唖然。

 

分かってはいたけれど、本当にヤッとる…なんて世界だ…!す、すごい…!

もう私の脳内は大変な騒ぎですよ。人の情事を見るなんて生まれて初めてなので、混乱で頭が本当にバグりそうになりました。変な汗が大量に分泌されていた気がします。

 

ていうかエロ!!!この人たち、変態だ!!!人に見られると分かっていながらヤッとる!!!すごい!!!AVやん!!!なにこれ!?ここは本当に日本か!?

 

一緒に来た友人も、言葉を失いつつもその光景から目が離せないでいました。

その後も続々とカップルが入室し、あちらこちらでお祭り騒ぎが始まりました。とっかえひっかえに相手を変えてプレイする人もいたし、プレイし終えたカップルが、隣のマットで行われているハッスルを全裸でガン見したりしていました。

カップルルームが賑わってくると、覗き廊下も人でいっぱいになります。ちなみに、覗くだけが目的でバーに来店する人もいるようです。

 

2人して呆然としていると、先ほどまで紳士的に説明をしてくれたウォーリーがいつの間にか私達の真横に移動しており、明らかに含みを持たせた目つきで私達のことをガン見していました。

 

この人の特技はガン見なのかな?

 

華麗にスルーし、バーカウンターで飲酒→覗き廊下での悪趣味鑑賞会を数回繰り返し、2時頃店を出ました。妖艶なママさんは、「また来てね~」と笑顔でお見送りしてくれました。

 

予想はしていましたが、やっぱりハプニングバーはどえらい世界でした。

私が今まで訪れたアングラスポットは、プロの方がショーを披露したり、おもてなしをしてくれました。しかし今回は、素人、というかアングラを職業にされていない方々が同じ空間で、とんでもない光景を見せつけてくれました。見た感じ、明らかに風貌が変わっているような方はいらっしゃらなかったので余計驚きました。

 

みんな普段顔には出さないけれど、心の奥底に変態を潜めていて、ハプニングバーはそれを一時的に許してくれる場所なのかもしれない、と思いました。

 

余談ですけど、前に本屋のオカルトコーナーを見ていたら「フェチ大全集」という本がありました。内容はその名の通り、人間の様々なフェチを可愛いイラスト付きで解説するというものでした。SMやスカトロは当たり前に書かれていて、それよりはるかに想像を超えるエグイフェチがこれでもかという程解説されていました。性的倒錯のオンパレード。少し立ち読みしただけで若干吐き気をもよおしました。

 

えっとつまり何が言いたいかというと、人間の性的趣向に限りはないということです。ハプニングバーやSMバー、風俗という場所は、世間に大っぴらにできない性癖を少しの間だけ解放させてくれる場所です。人間にとってこういった場所は必要なのだな、と思いました。

 

コロナの影響で、こういったお店が閉店しないことを祈ります。

ハプニングバーに興味のある方、自由に外へ出られるようになったらぜひ行ってみてください!

 

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ストリップ劇場について思うこと

ストリップ劇場について思うこと。

 

突然ですが、私はストリップ劇場に行くことが好きです。

 

初めてそこへ訪れたのは2年前のことですが、とてつもない衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。そこは、私のなかのちっぽけな固定観念だとか世間的な常識だとか、そういう類のものを超越している世界でした。

 

私が24年間見てきた世界が180度分だとしたら、その裏側の360度分の世界を垣間見たような気持ちになり、(頭の悪い例えになっている気がする)勿体ないほどに今まで限られた範囲でしか生きていなかったことを知りました。

 

ストリップ劇場をきっかけにして、もっともっと知らない世界に飛び込んでいきたい!という好奇心が大爆発し、少しずつアングラな世界に染まっていきました。そのなかで、普通に生きていたら出会わなかった世界や人を知り、私の生活や考え方は徐々に変化していきました。

 

勝手なイメージで、20歳を超えればだいたいの考え方や価値観は形成されていくと思っていましたが、ここ数年の経験で私の薄っぺらい価値観や固定観念は次々とぶっ壊されています。ヤバい場所へ行くたびに、全力のグーパンでボコボコにされているような感覚がして、それが私にはとても心地よく感じ、もっとぶっ壊してくれ!という歓喜の雄叫びを上げたくなります。

 

私はいつでも変化を求めて本能のまま行動する性分だし、今後もアングラスポット巡りやストリップ劇場巡りは続けていこうと思います。

 

 

そんななか、少し前に同い年の男友達から「ストリップ劇場について教えてくれ」と言われ、話す機会がありました。(先日一緒に行った先輩たちのことではないです笑)

 

話を聞いた彼らは「お前性欲強いな~!」と笑いながら言ってきましたが、私のなかでストリップ劇場=性欲には決してならないので、その発言にはとても違和感を覚えました。

 

スト客さんのなかにはそういう見方の人もいるかと思いますが、私は、踊り子さん、スト客さん、ストリップ劇場の建物そのもの、全てひっくるめて「芸術」で「文化」だと思います。

 

行ったことがある人にしか分からないと思いますが、あの独特の退廃的で異世界のような雰囲気はストリップ劇場でしか体験することができないです。そして、踊り子さんの演目。繊細で時に大胆で、人を楽しませたり笑わせたり感動させたり、色んな感情にしてくれるあの表現。ストリップでないとダメだと思うんです。ダンスだけでも歌だけでも、あの感情にはなりません。そして、スト客さんと踊り子さんとの一体感。リボンさんやタンバさんがいて、観客がいて、踊り子さんがいて、みんなで作っているあの雰囲気が私は大好きです。尊いものだと思います。

 

だから、ストリップ劇場という名前のイメージだけで避けて通ったり馬鹿にするのではなく、少しでも興味を持ってもらえたらいいなと思います。

 

 

私がここまで強く言葉を発信するのには理由があります。

ストリップ劇場はいつまでも存在しているものではないです。昔は数多く存在していたらしい劇場も、今では僅かしか残っていないそうですし、今存在している劇場も永遠に営業しているわけではありません。

 

ここまで記述したように、私はストリップ劇場が大好きです。だから、少しでも長く営業してほしいし、廃業してほしくありません。いつまでも、この唯一無二の文化を残してほしいのです。だからこうやって言葉を発信するのです。

 

私が宣伝することに何の意味があるのだろうと思う時もありますが、それでも、私の感想で少しでもストリップ劇場に興味を持つ若者が増えればいいな、と思っています。完全におせっかいで何様?って感じなのは分かっています。

 

 

ただ私は、珍しいもの好きなのをアピールするために宣伝しているわけでも、面白おかしく馬鹿にして劇場を宣伝しているわけでもありません。純粋な気持ちでこの文化が好きだ、という気持ちがあることを伝えたくて久しぶりにブログを書きました。

 

この気持ちは、みんなが「音楽」「美術」「ダンス」「演劇」などを好きな気持ちと全く同じです。だから、一生懸命努力したり頑張っている人を馬鹿にしないであげてください。どのジャンルでも言えることだけど、見る前から全力で否定しないでくれると嬉しいですね。

 

キャラに似合わず熱く語ってしまった...ちょっと恥ずかしい。日本のストリップは最高や~。海外のストリップも行ってみたいな。

 

長くなりましたが、このへんで締めたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。今月末は、大好きな踊り子さん目当てにまさご座に出没する予定です!行かれる方は一緒に楽しみましょう( ^)o(^ ) おわり。

縄の魅力に感激して緊縛講習会へ行った話

去年の夏頃から謎の好奇心が働いて、SMというジャンルにおそらく普通の人よりも多く触れてきました。

そこで出会った人たちのお話を聞いたり、実際に人が縛られている姿を目の当たりにしたり、ショーを見たりなどして、ついに私も「人を縛ってみたい!!!」という気持ちに駆られました。

 

これが私のクレイジー好奇心です。

これまでの人生で経験していないことは、たとえ怖そうなことでもヤバそうなことでもとにかくやってみよう精神で行動します。自分のこういう性格は結構好きです。

 

 

5月某日、私は緊縛講習を受けるため、とある場所へ向かいました。(会場の場所や、どのような方法で講習の情報を手に入れたかは伏せます)

 

会場には10名ほどの男女が参加しており、私以外はおそらく常連さんでした。皆さん仲良さげに談笑をしており、本当に講習会なのか?と拍子抜けするほどでしたし、もっとハプニングバー的なヤバイ会だと思っていたので安心しました。(本当にヤバイ会だったら全力で逃げようと思っていた)

 

お酒やソフトドリンク、お菓子を食べながら、会のオーナーさん?がこの講習会の歴史やSとMが気をつけなければならないことなど、真面目なお話をしてくださいました。

私が初めてSMバーへ行ったときも、そこのオーナーさんがSMプレイ中での注意点をお話してくださったのですが、共通している部分が多くありました。

 

心身共に、S側がM側のサポートをしっかりしなければならないこと。

たくさん縛りたい気持ちはわかる。しかし、少々物足りないくらいでやめておくことが大事であること。

S側が我を忘れて縛りすぎた結果、半年間腕が痺れたままの状態になってしまったMの方がいること。

万が一M側に何かあったときに、S側は責任を取れるのか?ということ。

 

たくさんの深いお話を聞かせてくださり、大人版の道徳の授業のようで聞き入ってしまいました。

Sイコールただ単に虐める側、という固定観念がこのブログを見ている人の中にもあるかもしれません。しかし、SとMの信頼関係がとても大切だということが分かりましたね!深イイ!

 

 

そうこうしているうちに、いよいよ講習が始まります。

私が事前にアマゾンで購入した縄は、一般的なSMの縄と違っていたそうなので、

 

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オーナーさんの縄をお借りしました。しかもたくさん!

私は10メートルの縄をひとつしか持ってきていなかったのですが、みなさん大量の縄をお持ちでした。上半身を縛るだけでも縄みっつは必要とのことです。

 

そして、ついに!オーナーさんに指導して頂きながらモデルの女性を縛っていきました、が、もう暑い暑い!クーラーが付いている筈なのにめちゃくちゃ汗をかきました。縛るのってすっごく大変なんですね。モデルさんの周りをよいせよいせと動きながら、意外と重たい縄を上下右左にえっさほいさと回しまくるのは、普段使わない筋肉を駆使しているのかもしれません。

 

以下、縛り初体験の私が感じたこと3つ。

 

1)手順が全然覚えられない!

どこの部位に縄を回して何周すればいいのか等、初心者にはとても複雑に感じました!縄と縄を繋ぎ合わせるのも最初は全然出来なかったし、オーナーさんがいなくなると途端に次の手順が分からなくなります。何度も同じ説明をさせてすみません…という気持ちになりました。これはもう何度も縛って覚えるしかないですね…。

 

2)縛りの力加減がわからない!

私は最終的な見栄えをすごく気にして縛っていたので、受け手の気持ちを気にする余裕がありませんでした。縄が緩いのかキツイのか、ちゃんと確認すべきだったなと思います。モデルさんの大切な体を使わせてもらっているわけですから。

 

3)最後に、やっぱりMの方への気遣いが大事!

講習を受けているなかで、受け手を気遣う部分がたくさんありました。縛る際は、血管の位置を気にする、鎖骨から縄を外すとか。縄を解く際は、縄が受け手の顔に当たらないように避けてあげる、腕から先に縄を解いてあげて早く楽にしてあげるとか。もはや気遣いではなく当たり前のことかもしれないですね。

 

本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。縛りに興味がある人って結構いると思うんです。カップルが、軽くやってみようぜ〜みたいなノリで。でも今回の講習を受けて、縛ってみたいならちゃんと習ったほうが良いと思いました。想像以上に深い世界です。

 

講習を受けて、より一層ちゃんと縛れるようになりたい!という意欲が湧いたので、また受けに行きたいと思います。先日SNSで繋がったみなさん、今後ともよろしくお願いします(´ω`)

 

 

ちなみに一応補足しますが、私は人を縛ることで性的興奮を覚える人間ではありません。笑

 

 

余談ですが、講習会に行ってきたことを友人に伝えると

「もういよいよお前がどこを目指しているのか分からない」「どんどん進化するのやめて」

などと言われるようになりましたが、こういう経験をすることで「人生の濃度」みたいなものが濃くなると思うんです。私は去年あたりからアングラな世界に浸かり始めたのですが、別にアングラじゃなくても、知らない世界を知って学んでいくことは人生を豊かにするひとつの方法ですね。私の場合はそれがアングラだっただけで。

 

これからもどんどんハッスルしまーす!最後まで読んで頂きありがとうございました。

長身黒髪眼鏡が好きなので執事喫茶へ行った話

前回の記事からだいぶ時間が経ってしまいました。。。
元々文章を書くことが苦手なのでこうなることは最初から分かっていた気がします。。。

 


今回は、昨年8月に訪れた東京・池袋に存在する執事喫茶について紹介します。私は長身黒髪眼鏡で少し影のある男性がドタイプなので(とても夢見がち)執事喫茶なんて行かないわけがありません。
私が行ったお店は、「池袋」「執事喫茶」といえば分かる人には分かる有名なお店です。完全予約制の為当日に行っても空いていることは少ないのではないでしょうか。
先日も東京へ行く機会があったので4日程前に予約をしようとしましたが全く空きがありませんでした。無念!

 

場所は乙女ロードの一角にあります。乙女ロードを知らない人は調べてみてね!
満席で埋めつくされた空き状況を横目に地下の階段を降りていくと、いきなり第一使徒ならぬ第一執事がスタンバイしていました!

 

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うお~~~!初執事!生執事!めっちゃテンション上がる私。第一執事は長身細見眼鏡インテリ風といった感じ。彼が予約確認等をしてくれました。

 

そしていよいよ店内へ。まず謎の準備室?控室?のような部屋でもろもろの説明を受けました。多分。(半年前のことなので記憶が曖昧)
しかも、勝手に若い執事しかいないと踏んでいましたが、説明をしてくれた第二執事は40代~50代くらいのおじ様でした。すごい、幅広い!若手の執事さんって、腐女子や夢女子の妄想を具現化したような言っちゃ悪いですがチープな印象を受けるのですが、年配の執事さんってめっちゃマジ感ありません?年配第二執事の登場で(これはガチかもしれん…)と気づき始めました。

 

その後私の担当執事の紹介をされました。この店では、席への案内やメニューを聞いたり最後のお見送りをするのも、ほとんど担当執事がしてくれるようです。私の担当をしてくれたのは、フィギュアスケート宇野昌磨選手をもう少し大人にした感じの20代前半、純朴犬系執事でした。可愛かった。なのでここでは仮に宇野さんと呼ぶことにします。

 

 

宇野さんの案内で、ようやく入店!

 

店内、めっちゃ豪華!!!シャンデリア!!!レースのカーテン!!!高そうな椅子と机!!!そして大量のイケメン執事!!!そしてお決まりの「お帰りなさいませ、お嬢様」という台詞!!!!た、ただいま!!!わ、わいはお嬢様や!!!この90分間、わいは本気でお嬢様になれるんや!!!!う、う、うおお~~~~~~!!!!!!!

 

アドレナリン大量分泌。
多分口をぽかーんと開けていた気がします。( ゚д゚)ポカーン

予想以上にクオリティが高いし値段もそこそこします。確実にただの安いコンセプトカフェではないです。

 

動悸が収まらないままメニューを頼みます。頼むときはチリンチリンするやつ(語彙力)で近くの執事を呼びます。

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すぐさま宇野さんが来てくれるのでこれだけでかなりの癒しです。

私はアフタヌーンティーなるものを頼みました。飲み物は確か必ず頼まなければならないのですが、紅茶の種類がありすぎて何が何だか分からなかったので宇野さんにおすすめを聞きました。
宇野さん、説明がとても上手で分かりやすい。それに彼は、紅茶紹介の文章がやたらと長い分厚いメニューを全て暗記しているらしく、目をつぶっても説明ができるとおっしゃっていました。若い執事はチープだとか思ってすみませんでした。

この店に来るまでは、執事なんてオタクの趣味を多少かじってて自分が人よりもイケてることを自覚したファッションオタクのリア充な大学生が軽いノリでバイトしているだけかと思っていましたが(すごい卑屈な考え)それはとんでもない間違いでした。本気です、この店。

 

注文後しばらくすると頼んだアフタヌーンティーが運ばれます。とてもおいしい。食べながら改めて店内をよく見渡すと、執事の顔面偏差値が高すぎることを知ります。皆さん顔立ちが端正すぎますし振る舞いも美しいです。宇野さんのような純朴犬系執事もいれば、ちょっとオドオドしてて母性本能をくすぐるタイプの若手執事や、あなた絶対プライベートでコスプレイヤーやってるでしょ、と思ってしまうようなモデル体型のイケメン執事もいます。より取り見取りです。こんな天国みたいな状況に置かれると、ここに長くいてはいけない…という理性と、永遠にこの場所にいたいという本能がせめぎ合います。

 

それに、食事をしているとたまに宇野さん話しかけてくれるので結構嬉しかったりします。私が岐阜から観光にきたこと、観光の目的がコミケだということ、執事喫茶は初めてだということなどを話し、これは指名制度のないホストみたいやな…と思いました。

 

そこで、ふと思い立って宇野さんに一般的な質問を投げかけてみました。

私「宇野さんの出身はどちらなんですか?」

 

宇野「…私はずっとここでお嬢様と一緒に過ごしていたじゃないですか」

 

私「!?」

 

宇野「お嬢さまが突然岐阜へ旅立ってしまいましたから、私達はとても寂しかったですよ」

 

私「!?!?」

 

宇野「だから、また定期的に帰ってきてくださいね」

 

私「!?!?!?!?」

 

ぼ、ボロ全く出さない!!!どんな時でも設定を忘れていない!!!う、宇野さんすごい!!!!!!ま、まいりました!!!!!!

 

これはもう執事に“なりきっている”という次元を遙かに超え、宇野さんは“執事”なのです。彼はまごうことなき執事としてこの館でお嬢様のお世話をし、執事としての日常を生きているのです。それは宇野さんだけでなく他の執事も同様です。完成度、高すぎません?

 

 

さらに、この店では特殊な決まり事があります。
・トイレは勝手に行っちゃダメ!
・紅茶を勝手にカップへ注がない! などなど

 

つまり何かする際はチリンチリンで執事を呼んで、全てお世話されなければならないということです。トイレに関しては、一人で店内を歩き回ってはならず執事に案内してもらわなければなりません。席に戻る際も同様です。岐阜県出身の小説家、朝井リョウさんもとあるエッセイでこの店の感想を書いており、一人でトイレに立った際に軽く注意を受けたと綴っていました。

私は事前に予習をしていたので注意を受けることはありませんでしたが、お世話されることに慣れていなかったのでとにかく恥ずかしかったです…。

 

 

そんなこんなで夢のような90分があっという間に経過し、帰る時間になってしまいました。とてつもなく名残惜しいです。最後はお約束の「行ってらっしゃいませ、お嬢様」の言葉を聞きながら現実世界へと帰っていきました。

 


まとめますと、この執事喫茶はとにかく完成度が高く、私達凡人を一瞬でお嬢様にしてしまう魔法のような空間でした。店の雰囲気、料理の美味しさ、執事の完成度、全てにおいて満足しました。これは必ずリピートしますし黒髪眼鏡イケメンが大好物な方には特にオススメします!


そういえば、このブログをちまちま書いている間に大学を卒業し社会人になってしまいました。「残りの大学生活をハッスルするブログ」というタイトルでしたが、今後もアングラスポットや珍スポットへ行った際は感想を綴っていきたいなと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

夏休みが暇すぎたのでストリップ劇場へ行った話

※今回高校生以下はあんまり見ないでほしいです~!


先日書いたSMバーの記事が割と好評だったようで少しばかり調子に乗っている私です。今回お伝えするのは「ストリップ劇場」について。

ストリップとは、舞台上で主として女性のダンサーが、音楽に合わせ服を脱いでいくさまを見せる出し物である。古くからの大衆の性的娯楽の一つとなっている。(ウィキペディア先生より)

 

SMバーといいお前はそういう世界が大好きだな!このお下劣女め!と、そろそろ誰かしらに罵られそうで怖いですが、好きというか自分の知らない世界を見てみたいだけなんですよね。多少怖い思いをしても「知りたい」という欲求には抗えません。人生一度きりですから!

 

さて、私が訪れた劇場は岐阜・柳ヶ瀬に存在する「まさご座」です。

終戦直後より伝統芸能を中心とする演芸場として営業していたが、1960年代以降にストリップ劇場に業態変更したと言われている。(ウィキペディア先生より)

とても歴史の長い劇場のようです。

 

多少の下調べを済ませ、友人を誘っていざ出陣!と思っていましたが、誘ったら来てくれそうな友人とは予定が合わず、元々友人の少ない私は他に誰を誘えばいいか分からず、結局一人で行くことにしました。さ、寂しくなんてないぞ…!そんなことないんだからな…!……友達ほしい(;´・ω・)


西柳ヶ瀬のキャバクラ街を通りすぎると分かりやすく門があります。「ヌード劇場」という文字列が素晴らしいです。

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その奥へ進んでいくと、どでかく「MASAGOZA」の文字がギラギラと主張しており、田舎道との絶妙なアンバランスを生み出しているのでとても見つけやすかったです。

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いざ入場。
入場料は、男性4500円、女性1000円!やっす!

(※2020年2月追記:現在は値上がりしております。最新情報はまさご座ホームページをご覧ください。)
他にも学生割引や早朝・夜間割引もあるので男性の方は色々調べてみてください。
当たり前ですが18歳未満は入場できません。

 

私が入場したのは18時から20時半までの3公演目ですが、まさご座は一度入場料を払えば開演から終演までいつまでもいて良いです。また、10分程度なら外出可能なので近くのコンビニへ行ってご飯も買いに行けます。

 

客数は平日だからか20名程度と少なめ。女性客は私しかいなかったので男性客から物珍し気にチラチラ見られました。
舞台から近すぎず遠すぎない席に座り、いよいよ開演。胸が高鳴ります。
私の勝手なイメージですが、ストリップ劇場のダンサーさんは熟女が多いと思っていました。

 

しかし!
ステージに現れたのは、オレンジ色のフリフリの衣装を身に纏っためちゃくちゃ可愛いお姉さんでした!その時点で既に私は唖然。こ…こんなにも可愛いお方がこれから素っ裸になるの!?な、なんて世界だ!!!

 

お姉さんはプリンセスプリンセスの「世界で一番暑い夏」をBGMに、アイドルの如くキラキラできゃぴきゃぴな笑顔を会場中に振りまき軽やかに踊っていました。正直これだけで満足できたし、普通にAKBとかにいてもおかしくない可愛さでした。

 

彼女の可愛さに目を奪われているうちに1曲目が終了。2曲目はこれもまたプリプリの「M」。
するとお姉さん、踊りながら一枚一枚衣服を脱いでいきます。その様が非常に美しく、1曲目のアイドルコンサートのような雰囲気から一転して、徐々に官能的な雰囲気が劇場に漂い始めました。曲に合わせてゆっくりと脱いでいくお姉さんは本当にキレイで、ストリップ劇場をただのエロい場所だと思っていた自分を全力で殴りたくなりました。

 

お姉さんの身に纏うものが下着のみになったところで3曲目へ。


そしてついに~~~!!!全裸!!!全裸!!!わぁ~~~!!!なんだこれ~~~!!!すご~~~!!!ていうかやっぱえろ~~~~~!!!!エロい場所だ~~~!!!(突然の語彙力喪失)

 

お姉さんめっちゃキレイ…めっちゃ肌スベスベやん…人のお尻ってあんなにツルツルしてるものなの?えっ、ていうか、えっそんなとこまで丸見えにするの!?えっマジ?マ?そマ?うわっすごっ体勢やばない?ちょ、うわっブリッジみたいな体勢になった…えっなんちゅう体勢をキープしとるんや…体やわらかっ…えっ?おじさん達拍手し始めた…郷に従お...私も拍手しよ…ていうかこれは拍手どころの騒ぎではないな…スタンディングオベーションしてもいいレベルだよ…これマジでほんとすご…見入るわ…

 

という感情が一気に溢れてきてもう頭完全にバグりました。なんというか、視覚の暴力。22年間生きてきて初めての光景が次々に襲ってくるので脳の処理が全く追い付かないです。衝撃がすごい。これはもう見に行ってくださいとしか言えないです。上手く言葉で表現できない。

 

3曲終わったところでAKBでいう握手会的なものが始まりました。500円払うとお姉さんの写真が撮れるみたいです。順番待ちによるおじさん達の行列もすごい。そんなこんなで彼女の持ち時間が終了。(後でお姉さんをグーグル先生で調べたところ、私と同い年の22歳でした。なんというか…人生って本当にそれぞれの道があるのだな…と思いました。)


呼吸を整える暇なく次のダンサーさんが登場します。全員分詳細を書くつもりはないので簡単に感想書きます。

 

2人目→美人。めっちゃ美人。天井から吊るされたカーテンのような布によじ登って大胆なポーズを全裸で決めていました。ポールダンスの布バージョンみたいな。それゆえにお姉さんの腹筋はシックスパック。これは本当にエロというよりも芸術。

3人目→30代後半ぽい熟女お姉さん。この人だけはダンスではなく、保健室の先生設定の演劇のようなことをやっていました。エ、エロ~~~!って感じ。全員ダンスをすると思っていたので頭を鈍器で殴られたかのような衝撃に見舞われました。

4人目→30代後半ぽい色気むんむんお姉さん。なんかもう何やっていたか忘れました。色々衝撃が強すぎて3人目の終わりあたりから記憶があんまりないです。覚えているのは、お姉さんがお客さんみんなとジャンケンをして勝った人がお姉さんのパンツを脱がせられる、みたいなゲームをしていました。私は負けました。

 

まとめますと、ストリップはやはり「芸術」でした。そりゃあめっちゃエロいですよ、エロの極みです。しかし、それ以上にダンサーさんの全身を使った表現に圧倒されます。また、同性だからこそ見に行く価値のある場所なのでは、と思いました。ダンサーさんの身体が本当に美しいので美意識高まります。


そういえば途中で「1人で見に来たの?」と、常連らしきおじさんに話しかけてもらえました。雑談しながらストリップ劇場の楽しみ方を簡単に教えてもらえたので共有します。

 

Q.平日と土日、行くならどっちがいい?
A.混んでるけど土日のほうが楽しい。立ち見になるかもしれないけど、客が多い方が拍手も大きくて盛り上がりも良いからおすすめ。

Q.1日4公演やってるけど何公演目に行くのがおすすめ?
A.何公演目がおすすめかは分からないけど、1日2公演は見たほうがいい。それくらいの時間の余裕をもって来たほうが楽しいよ。ダンサーさんが違う演目をしてくれる時があるからね。

Q.写真撮影会の500円はダンサーさんが全額もらえるの?
A.全額まさご座のお金になるのでダンサーさんには一切入らない。しかしその撮影会でダンサーの人気度が分かるから、人気が高い人はまた劇場に呼んでもらえる。

 

あとはおすすめのダンサーさんを教えてもらえたりしました。それと、やはり女性が1人で来るのはだいぶ珍しいと言われましたし、なんとなく危ないから友達と来たら?と言ってもらえました。女性の方は参考にしてください。とても気さくなおじさんで少し仲良くなれたのでまた会えたらいいな。


そんなこんなで!とてつもないものを見てしまった…という気持ちを抱えおぼつかない足取りでまさご座を後にしました。これは定期的に行きたい場所に勝手に認定。ダンサーさんも定期的に変わるので色んなお姉さんを見に行きたいと思います。

 

次は普通に裁判所に行ってみたいので行ってきます~。珍しくもなんともないのでブログ記事にはしませんが。
あと皆さんがオススメする珍しい遊び場があれば教えてほしいです。また、「行ってみたいけど勇気が出なくて行けない!」って場所もあれば是非ともお知らせください。行って報告します。

 

ではでは、もしまさご座に興味持った方がいらしたら一緒に行きましょ~~~!

ノリと勢いで歌舞伎町のSMバーへ行った話

はじめまして、ざきやま(いつき)です。

続くかはわかりませんが、珍しい体験を綴っていきたいと思います。

 

簡単に自己紹介

・岐阜在住の女

・大学4回生の22歳

・アングラ、珍スポット巡りが趣味

 

初記事となる今回は「SMバー」についてです。いきなりこのテーマはディープ過ぎですが、とにかくたくさんの人に知ってもらいたかったので…!

 

8月中旬。

私はオタクの祭典、コミックマーケットへ行く目的で岐阜から東京へ繰り出しました。

コミケは最高。薄い本を大量に購入し終えた私は東京在住の友人と合致し、久しぶりの再会を楽しんでいました。

居酒屋でいい具合に酔ってきた私は、元々行ってみたかったゲイバーか、某名古屋OLのブログ記事で興味をもったSMバーのどちらかへ行ってみたいと提案したところ、友人は秒でSMバーを選んでくれました。すごいですね。

 

新宿で飲んでいたので、様々なバーがありそうな歌舞伎町へ足を踏み入れてみました。当たり前ですが岐阜柳ヶ瀬のキャバクラ街とはまるで違いますね。初心者がノリでひとりで遊んだら痛い目を見そうです。

 

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さっそく無料案内所でおすすめのSMバーを聞きに行きました。

正直、あの歌舞伎町だし案内所へ行けばSMバーくらい簡単に教えてもらえるだろうと踏んでいましたが、なんと意外や意外、SMバーに辿り着くまでが結構大変でした。

案内所のお兄さん曰くSMバーは歌舞伎町にはあまりないらしく、あったとしてもガチなプレイをするところになってしまうらしいです。

てなわけで、SMバーに詳しいお兄さんを見つける為、次から次へととたらい回しのように巡ることになりました。お兄さんが言う、「50メートルくらい離れた場所に青いジャンパー羽織った男性いるじゃん?あの人ならSMに詳しいと思うよ!でも俺が教えたって絶対言わないでね!」という言葉を信じ、数人目のお兄さんでようやくSMバーに行くことが趣味だという方に辿り着きました。

 

無精ひげを生やした、いかにも無料案内所で働いていますよ、という風なお兄さんは、「SMバーへ行きたい」と私が言うとノリノリになっておすすめのお店を教えてくれました。ありがとうございました。

(後日談ですが、それでもここまですんなり教えてもらえたのはラッキーだったようです。普通なら辿り着かないとお店のお姉さんは教えてくれました。)

 

歩いて数分、とあるビルの中にその店はありました。エレベーターで目的の階まで上がり、店の前まで辿り着くと扉には「会員制」の文字。

案内所のおっさん!信じてたのに!またお店探しからやり直しかい!と絶望したところ、近くにいた出勤前風なお姉さんが「この店に入りたいんですか?」と声をかけてくれました。

入りたい旨を伝えるとすんなり案内してくれました。会員制と書いてあるけれど別に一見さんでも大丈夫らしいです。

 

店内は思いのほかこじんまりとしていて、カウンターもテーブルも数席ほど。スナックのような場所をイメージしてもらえればいいかと。

しかし、店内の照明はピンクパープル。淫猥な雰囲気が十分醸し出されており、店奥には縄・ムチ・鎖などが数多く天井から吊るされていました。

 

正直結構ビビッていましたし、初心者は帰れ!とか言われるんじゃないかな、と不安でいっぱいでした。ですがその店、かーなーりアットホームで拍子抜けする程でした。お店のお姉さんも常連さんと思しきお客さんも優しい方ばかりで、温かく迎え入れてくれました。

 

入店するとまずはアンケートを記入。

・あなたはSですかMですか?

・どんなプレイが気になりますか?

みたいな感じ。本当はもっと細かいです。

 

その後料金設定の説明をされます。

そのお店は

女性:2000円 男性:10000円 くらいです。

女性が安くてびっくりしました…!

 

あとはキャバクラみたいにお姉さんがお酒を持ってきてお話をしてくれます。

お姉さんはドレスでなくボンテージ姿ですが。

 

お姉さんと軽くお話をしていると、隣でパンツ一丁のお兄さんがお姉さんに縛られていました。それを見て私のクレイジー好奇心が爆発した為、私もお兄さんの隣で縛ってもらうことにしました。(服はちゃんと着たままです)

 

縛ってもらった感想ですが、なんかこう、す、、凄かったです

初心者なので比較的軽めに縛ってもらえたのですが、それでも息をするたびに縄が食い込んでくる感じが病みつきになりそうでした。あと縛ってもらう時にお姉さんとめちゃくちゃ至近距離になるというか、密着度が半端なかったのでドキドキしました。SMバーに行くなら一度縛ってもらってはいかがでしょうか?

 

縛られた状態のままお姉さんとお話をしていたところ、お店のオーナーさんがやってきました。そのお方はSM界では知る人ぞ知る有名人らしく、今まで数多くの有名AV女優を縛ってきたそうです。めちゃくちゃオーラのあるお方で、ひと目でただ者じゃないと分かります。見た目は50代くらいですが恐ろしい程に色気がありました。おそらく今までたくさんの修羅場を経験したんだろうな...そうでなければあんなオーラは出ない...。

 

オーナーさんは見た目とは裏腹に(失礼)笑顔で話しかけてくれました。

「SMバーは初めてなんですか?へぇ~そうですか~いいですね~」

なんて他愛のない会話をしたところでSMについて色々質問してみました。

 

Q.SMでいちばん大切なことは?

A.「心」である。心が繋がっていなければレイプと同じ。「何をされるか」ではない。「誰にされるか」が重要。

 

Q.Mが大切にしなければならないことは何ですか?

A.プレイ中は力を抜くことと、嫌なことはハッキリ口にして嫌だ、と言うこと。一歩間違えればトラウマになるかもしれない。

 

Q.言葉責めは一番簡単そうですが実際はどうなんですか?

A.実は言葉責めが一番難しい。その日その日によってMが喜ぶ言葉は違う。たまにAVで「今何をされてると思う?」と状況をMに言わせる言葉責めがあるが、あれは間違い。なぜならMを一瞬でも冷静にさせてしまうからだ。Sが状況を伝えてあげることでMの興奮を煽ることが出来る。

 

な、なるほど!!!

というわけでプロの言葉責めを体感させて頂きました!!!

 

えっ、えっ、えーーーーっと、、、

 

 

 

 

 

すっ、、すごかった、、、本当にすごかった、、、

 

プロってすごい...あれはあかん...死ぬかと思った。まるで催眠術をかけられたかのようでした。

ほんの20秒ほど耳元で囁いてもらえただけなのに、「私はこの人に逆らえないし逆らってはいけない」と本能で察知しました。

おそらくその後の私、オーナーさんの話を聞いているときだけめちゃくちゃ姿勢が良かったと思います。きっとこの人の傍にずっといたらヤバかっただろうし、従順な犬になっていた気がします。

言葉責めされた文章を一字一句間違うことなく別の人にされたとしても、絶対に同じ感覚にはならなかったです。素人じゃマネできない「技」です。長年経験してきた人にしかできないプロの技です。

 

てな感じで一通り楽しんだので縄を解いてもらいましたが、縄を解くまでがプレイなのですね。解かれる瞬間も楽しかったです。

 

ここまで結構楽しんだ様子を綴っていますし、また関東へ行くときは顔を出したいなと思っていますが、オーナーさんやお姉さん曰く、私のように初めてでここまで楽しめる人は珍しいそうです。

8割~9割くらいの人は興味本位で来てもちょっと引いてしまうらしい。

確かに、私が縛られてる左隣ではパンツ丸出しにしたお客さん(女性)が四つん這いになってムチで叩かれていたり、右隣ではこれもまたパンツ丸出しにしたお客さん(女性)がムチよりももっと痛そうな金属製の道具で叩かれてお尻から血を流していました。

私はだいぶ珍しいタイプみたいなので、このブログを読んで興味が沸いたとしても、潔癖な人や育ちのいい人は行かないほうがいいかもですね。自己責任でお願いします('ω')

 

しかしまぁかなり良い経験になりました。やはりお店の方々の温かさや常連さんの迎え入れてくれる雰囲気がすごくよかったです。帰宅後オーナーさんと縛ってくれたお姉さんをさっそくツイッターでフォローしました(笑)

そしたらなんとお姉さんからリプライをもらい、

「また東京へ来てくれたら今度はお茶しましょう(*^_^*)」

と言ってもらえて死ぬほど嬉しかったです…。お姉さん大好きです…!

 

こんな感じで珍しい出来事をお届けしていこうと思いますので、これからよろしくお願いします!